「地域防災訓練2025」六合地区で実践的な訓練を実施
12月7日(日)、午前9時のサイレン吹鳴と同報無線放送を合図に、「地域防災訓練」がスタートしました。静岡県では南海トラフ巨大地震や、近年頻発する風水害などの大規模災害への備えが特に重要視されています。今回の訓練は、住民一人ひとりが災害発生時に自らの命を守り、互いに助け合うための知識やスキルを習得することを目的として実施されています。まず各家庭では無事を知らせる黄色い旗を玄関先に掲出し、指定された避難地(訓練会場)に向かいました。六合地区の自主防災訓練は、各自主防災会によって様々な方法で、訓練が行われました。会場では、住民の正確な避難状況を把握するための情報伝達訓練、火災発生時に初期段階で被害を抑えるための初期消火訓練、被災時の生活を支える炊き出し訓練、負傷者発生時に役立つ応急救護訓練が行われました。さらに、専門的なスキルとして可搬ポンプや発電機の操作訓練家屋の下敷きになった人を救助するためにジャッキアップ操作訓練など、実践的な内容が盛り込まれました。参加者は皆、真剣な表情で各訓練に取り組んでいました。防災訓練はいざという時に被害を最小限に抑えるための重要な活動です。災害発生時に適切な行動が取れるよう、日頃からこうした訓練に積極的に参加し、防災意識を高めておくことが強く求められます。
道悦島自主防災会(六合中学校)
炊き出し食の配布所(六合中学生参加)

阿知ケ谷東光寺自主防災会(島田工業高等学校)
消火訓練

岸町自主防災会(島田工業高等学校)
炊き出し訓練

東町自主防災会(公会堂ひなた)
介助講習訓練

